August 09, 2010

雨宮さんの“それからのパリ”

sorekaraparis001s『金曜日のパリ』に続き、再び雨宮塔子さんの『それからのパリ』を読みました。

妻となり、母となった塔子さんが、パリの生活で考え、感じ、見つけたこと・・・

“暮らすこと・食べること・装うこと・フランス語を通じて”
の4つのカテゴリーに分け展開されるエッセイです。

一番面白かったのは、“フランス語を通じて”。

これはNHKフランス語のテキストに掲載されていた部分が多いようです。
言葉選びひとつでニュアンスが変わってくるお話など興味深かったです。

私自身、学生時代悪戦苦闘したフランス語の思い出がよみがえってきました・・
(なにせ毎回毎回テストを行う厳しい先生のもと、日本の大学生とは思えないくらいお勉強させられましたので・・・

この本を読んでいても思いましたが、フランス語の綴りを眺めるのって好きです。
同じアルファベットでも、英語とは醸し出す雰囲気が違う・・・
おしゃれというか、なんとなくエレガント。

そのフランス語のエピソードを通して、心が温かくなるようなフランス人のやさしい一面も紹介されていて良かったです。


他にも、塔子さんのお気に入りのパン屋さんやレストラン、ブティックなども記されていて、今回も本の中のパリを満喫♪♪

そして、前作に続き、ちょっぴり切ない心の内も語られていますが・・・

「穏やかな心持ちで毎日を暮らしていけたらいいのだけれど、その一方で、感情の起伏に翻弄され続ける人生も悪くないな、と思っている自分もいます。
生きている実感ってそういうことだと思うから。」(以上抜粋)

しっかりと悩むってことはホント悪くないんだな・・と改めて確認した気がします。









lavis77 at 17:30│この記事をクリップ!